2007年2月20日火曜日

Windows Vista セットアップディスクの中身

先週の木曜日にWindows XP Professionalが走るメインPCが起動しなくなる。いつもだったら、ハードディスクのイメージファイルを使って復旧作業をするのだが、何を思ったか「よしVistaにアップグレードしよう」と決意してしまう。買ってきたのはWindows Vista Businessのアップグレードパッケージ。それが悪夢(いや貴重な体験)の始まりであった。

まず、驚きの事実1件目。アップグレードパッケージに入っているDVDでももちろん起動することができるが、その場合はクリーンインストールしかできないし、アップグレードパッケージについてくるプロダクトキーを受け付けない。上書きインストールしたい場合は、現在のOSからセットアッププログラムを走らせるしかない。今までのように、以前のOSのCDを挿入することでアップグレードの正当性をチェックすることをしなくなってしまったのである。私の場合、現在のOSが起動しないのだから、袋小路に突き当たったようなものであった。

巷で噂されている「アップグレードパッケージだけでクリーンインストールするトリック」は本当であった。プロダクトキーを入力せずにインストール作業を終了させることができる。その仮のVistaからセットアッププログラムを走らせれば、手持ちのプロダクトキーは受け付けられるのである。つまりこれはトリックではなくて、私のような状況に陥った場合の唯一の救済策なのであった。マイクロソフトは承知の上でリリースしたものと思われる。その際「どのバージョンをインストールしますか?」という興味深い質問があった。セットアッププログラムはプロダクトキーの入力がないと、どのバージョンをインストールしたらいいかわからないのだ。

(1) アップグレードパッケージには、アップグレード正当性チェックのシステムはもうない。
(2) プロダクトキーを入力しなければ、どのバージョンでもインストール可能。
(3) マイクロソフトは、 好きなときにいつでもWindows Vistaをアップグレードできるサービスを開始した。

以上のことから類推できることは、それぞれパッケージによってラベルが違っているものの、セットアップディスクの中身はすべて同じであるということだ。

ところでこの投稿はWindows XP Professionalから書いている。「ビデオカードを正しく認識しない」というトラブルに見舞われて、Windows Vista Businessのインストールはあきらめたのである。まったくの実験のためだけに200ドルも費やしてしまった。次のWindowsの発売まではしばらく時間があるだろうから、どこかで使う機会があるだろう。

それから、Windows Vistaでは「しばらく待たないとネットワークが使えない」というトラブルも見舞われた。どうやらDHCPサーバーとのコミュニケーションに問題があるみたいである。これはわかる人だけがわかる対処法ではあるが、固定IPアドレスを割り振ったら解決できた。

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