2009年7月5日日曜日

私の独立記念日

私は44歳ですが、将来なりたい夢を持っています。それはプログラマーです。「こういうサービスがあったら便利だろうな」と思ったことをコーディングする。「こういう問題があるんだけど、それを解決してくれないか」と言われたことをコーディングする。そしてちゃんとそれを完成させる。ちゃんと動くものをつくる。誰かの役に立つものをつくる。それができる人に私はなりたいと思っています。

1年前からGoogle App EngineというWebアプリケーションのための土台(インフラ)を使えるようになろうと勉強しています。Pythonという開発言語で書いたWebアプリケーションを、Googleが(ある程度までは)無料でホスティングしてくれます。もしそのWebアプリケーションがものすごく使われるようになってスケールアップが必要になったときも、すべてGoogleが面倒みてくれて、こちらは使用量に応じて料金を支払うだけでよいことになっています。発表されたときから、これはすごいものが来た、クラウドコンピューティングが始まったと思い、なんとか使いこなせるようになろうと心に決めました。

一人で努力していると、自分がどのくらい上達したか、自分は今どの位のレベルにまで来たか、それがよくわかりません。最初はゲティングスターテッドが全部できるようになったから、「もう自分は書ける」とも思っていました。すぐに友人を誘ってプロジェクトをスタートさせたわけですが、今から思うとそれが逆によかったんでしょうね。まったくコードが書けない友人になにか成果を見せるために、あっちこっちマニュアルを見ながら、ちまちまと(今だったら全面書き直しの)コードを書いていました。

当然のように、そのプロジェクトは頓挫しましたが、それに懲りることなく、次から次へと挑戦し続けました。それができたのはまさに、グーグル様が無料にしてくださったおかげです。そして昨日7月4日に、通算何個目かのプロジェクトが仕上がりました。まだクライアントには披露していませんが、自分の中では、よくわからないながらも、なんとなく直感として「あ、レベルあがった」と言えるところまで来ました。

映画マトリックスでネオが息を吹き返した後、素手で弾丸を払ってしまう境地と言ってしまうと、誇張しすぎなんですけど、山を登っているときに、ふと見晴らしのいい箇所に来て、「あ、ここまで来てたんだ」と知ったときの気持ちがありました。久方ぶりにブログを書く気にさせてくれるぐらいの高揚を感じてます。

Google App Engineをやろうと決意をしてからちょうど1年、私はパイソン学園アップエンジン組の2年生に進級しました。1年365日とは地球が太陽をぐるりと1周回るのにかかる時間のことですが、そこまで踏ん張っていれば、たった一人でも、孤立無援の戦いでも、成長できることを学びました。

くしくも7月4日は米国の独立記念日でした。私にとっての独立とは、「自分がやろうと思ったことを自分でやり遂げることができること」です。インターネットとノートブックPCが1台あれば、コーディングはできます。あとはどれだけ自分がプログラミングについて日々勉強し、プロジェクトについて一生懸命考え抜けるかにかかっています。よい時代に生まれてこれてラッキーしたなと思っています。

私の将来の夢はプログラマーです。みなさんの将来の夢はなんですか?

1 コメント:

takuya さんのコメント...

gonsuzukiさんは、私より5つ先輩なのですが、この年齢でもプログラミングをマスターしようとする志の高さにただ尊敬の念を抱かずにはいられません。
私も4-5年程通訳ガイドビザで海外で仕事してから2004年に帰国して以来、180度方向転換して日本でIT業界で働いてきました。今は一応CCNAレベルのネットワーク知識はあるのですが、本当にやりたいのは業務用のWebアプリ作成などができる社内SEの仕事でした。今は不景気でOJTでスキルアップできるポストはなかなか無い中、何から手をつけたらよいものか分からなくなってしまいます。プログラマーを目指すきっかけとなった出来事など米国滞在中にあったのでしょうか。